ニートな音楽エンジニア

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プラグインはDAW付属を使いこなそう!

音楽エンジニアのユニエです。

ミックスを始めた頃って色々なプラグインに憧れますよね。
無料で高機能のプラグインや◯◯を忠実にシミュレートした有料のプラグイン
インタビューやセール情報でとりあえず気になります。
しかし、いざ使ってみるとうまく使いこなせなかったり、よくわからなかったりします。
そうなったらまずは 

DAW付属のプラグインのみでミックスしましょう!

 

 


DAW付属とそれ以外

DAW付属

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logic付属のEQやコンプ

logicやCUBASEにはじめから付いているプラグインの事。
最近のDAWなら最低限必要な物はほぼ付いてます。

 

フリーのプラグイン

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フリーで配布されているプラグイン


元々無料で配布されていたり、セール期間で無償配布されたりするもの。

 

有償のプラグイン

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WAVESとUADのプラグイン

代表的なのでWAVES、IK MULTIMEDIA等の購入して使うプラグインです。
そのメーカー独自の機能だったり、実機を元にしたプラグインがあります。

 

何故DAW付属を使うのか

よくミックスエンジニアやプラグインのレビューで◯◯のプラグインはとても優秀!とか新製品の◯◯はどこのスタジオにもある名器の◯◯を再現!等書かれてます。
しかも記事によってはDAW付属の◯◯はちゃんと機能していないから良くない。とか書かれたりもします。

 

しかしプラグインを使いはじめたばかりの方はその違いがよく分からない事が多く、記事を鵜呑みにしてDAW付属のじゃ良くないんだ!」って思うかもしれません。

 

私もミックスを始めた時にWAVESプラグインやフリーのプラグインをたくさん手に入れて、とりあえずたくさん使いました。
しかしその頃のミックスは今聞くとかなり酷いです。
それはミックスの経験が少なかったり、単純にうまくなかったってのもありますが、一番良くなかったのは「これを使えばうまくいくんだ!」という思い込みでした。

ロック系の音が欲しければWAVESのVシリーズを使ってパツパツにしたり、音圧が欲しければLシリーズでさらにパツパツにして…
出来上がったものはなんかよく分からないものになりました…

 

ミックスを始めた頃の話はこちら

studiobeermeat.hatenablog.com

  

確かにプラグインによって優劣はあります。
しかしその優劣はある程度使い勝手がわかってから理解できるものじゃ無いかなと思います。


断言します

DAW付属のプラグインだけでも使い方がちゃんとわかればしっかりミックスできます。

しかもDAW付属のプラグインは使い方がシンプルなので、そのプラグインによってどんな効果が得られているかがわかりやすいので、使い方の勉強になります。

それから有償のプラグインを使い始めた方が違いや癖がはっきりと理解できて使いどころがわかってくると思います。。

 

はじめから色々なメーカーのプラグインを使うのも悪くは無いと思いますが、うまくいかない等悩んだ時は一度原点回帰も兼ねてDAW付属のプラグインのみでミックスしてみる事をオススメします。