今更だけどマルチエフェクターはオススメ!
音楽エンジニアのユニエです。
エフェクターはみなさん好きですか?
私はエフェクター好きです。
昔はマルチエフェクター等使わず、コンパクトを結構並べてました。
足元のエフェクターの数が多い方が強い!って思いましたが、
結局たくさん並べてもトラブルが増えたり、サポートを複数していると
求められる音色に対応するために毎回入れ替えることに疲れてしまったので、
2012年頃にマルチエフェクターの導入を考えました。
今回はマルチエフェクターって便利そうだけど、実際音や使い心地ってどうなの?私も思ってましたが、実際に導入してみた感想です。
マルチエフェクターって本当に使える?
を書いてみます。
マルチエフェクター導入の際に気にしたこと
・個別にオン・オフの切り替えができる
コンパクトエフェクターの感覚で「曲中のフレーズ単位で一瞬だけフェイザーやディレイをかけたい!」
・同系統のエフェクターが同時に使える
「リバーブかけて、さらにリバーブかけるといった重ねがけができる」
・操作が簡単
「ライブ前のリハで設定変更にすぐ対応しやすい」
当時発売されていたマルチエフェクターで上記ができるものは少なかったんです。
LINE6 Mシリーズ
ZOOM Gシリーズ
金額的にも手に入りやすさでも上記の2種類になりました。
個人的に気になった点
LINE6 Mシリーズ
・M13だとサイズオーバーM9ならギリギリ平気
・DL4等のストンプボックスシリーズ+リバーブがほぼそのまま使える
・タップテンポスイッチが本体についている。
ZOOM Gシリーズ
・サイズは小さくて軽さも良い
・演奏中に物理的にオン・オフできるのが3個だとM9にと比べて少ない
・アンプモデリングはあると便利そうだが、個人的にはいらない
・エクスプレッションペダル付きもある
上記を比べて私はLINE6 M9にしました。
実際に使ってみて
・コンパクトエフェクターを6個並べたように使える
・音質、操作性がとても良い
・元になったエフェクターの癖を良くも悪くも受け継いでいる
特に便利だった機能がエクスプレッションペダルでのパラメーターの変更と
空間、モジュレーション系のエフェクトのMIX具合を任意で変更できたことです。
リバーブが浅くかかった音を弾いて、弾きながらだんだんエクスプレッションペダルで
原音を消していく等の演奏も容易にできます。
マルチエフェクターを使うようになってからは、好みの歪みペダルと、ブースター以外はほぼマルチエフェクター内臓のもので済ませることが多くなりました。
サポートの現場でも「こんな音が欲しい」といった要望にもすぐ対応できるのも便利です。
ちょっとスタジオに遊びにいくくらいならマルチエフェクターのみで余裕です。