ニートな音楽エンジニア

お肉とビール好きのニートな音楽エンジニアの日常

ミックスをはじめた経緯

音楽エンジニアのユニエです。
 
現在の主な仕事はアイドルグループのレコーディングと楽曲のミックスです。
 
過去に音響等の専門学校を出たりレコーディングスタジオで働いていたわけではありません。
完全に独学です。
 
今回はなぜ、レコーディングやミックスを仕事にするようになったのかを書いてみます。

f:id:StudioBeerMeat:20180827030129j:plain

素人からのDTM

ミックスというかDTMを始めたをきっかけは15年ほど前、まだ今ほどDTMが安くなる前に自分で曲を作ってみたい!と思い、パソコンとオーディオインターフェースを購入したのが始まりです
 
しかし当時のソフトCUBASE sx?だったと思いますが、当時のユニエには全く使いこなせませんでした。
ギターをライン録りしてもレイテンシが酷いし、MIDI鍵盤を接続しても認識がうまくいかない等、パソコンの基礎とDTMの用語自体わからない事だらけでした。
 
その後パソコンも壊れてしまい音楽制作はしなくなり、バンドばかりしていました。
 
ある時バンドの先輩でありデザイナー業の方から「イラストレーターとフォトショップを教えてやるから仕事を手伝わないか?」と誘われ、mac book proを購入しました。
 
その時やっていたバンドでデモを作ろうとなっていたので、M-AUDIOのインターフェースとそれについていたpro toolsの簡易版でデモ作りを始めました。
 
その後インターフェースが不注意により故障してしまい、TASCAMのインターフェースとフリーのDAWのREEPERを使ってデモやプリプロ、歌ってみたのミックス師をしてました。
 

初めての製品版とマルチマイク

 
それから、1年くらいした頃に自分のやっていたバンドでライブ会場限定の音源を作る事になりました。
初めての製品版ということもあり、8トラック同時録音可能のMTRを購入して、それにプラスαしてパソコンとインターフェースで合計12トラック同時録音できるようにしました。
この頃からlogic pro xを使うようになりました。
 
はじめてドラムのマルチマイクを含めたミックスに四苦八苦しながらも、なんとかCDにしました。
今聴くとなかなか酷いなとは思いますが、コンプレッサーやまともなEQの使い方もわからないながら凄く頑張ったんだろうなと思えます。
本当に酷い音源だけど。
 
そこから2年位経ち、2016年にバンドが解散する事になり、最後にレコーディングしたものは今聴いても「こういう事をしたかったんだな!」ってのはわかる位には進化してました。
 
この時点で5作くらいレコーディングとミックスをしていました。
 
たしかこの頃はあえて色々なプラグインに頼らず、DAW付属のEQ、コンプだけで作ってみようと気持ちを切りかえた辺りです。
 
そう思ったのもmacDTMを始めると同時にフリーや有償含めて色々なプラグインを使ったが使いこなせてる気がしなかったので、一度エフェクトの使い方をリセットしたかった+基礎を学びたかったからだと思います。
 
結果的にモデリングやシミュレートされてないEQとコンプでの勉強は今でも役立っているなと感じる時があります。
 

エンジニアとして改めて勉強を始めた

 バンドが解散と同時に、当時のマネージャーに「アイドルグループを作るけど、そこのエンジニアをやって欲しい」と頼まれ、引き受けました。
 
その時引き受けたアイドルは全員素人でアイドルや音楽の経験がほぼ無い方でした。
それまでバンドのレコーディングしかした事ないユニエにとって、「歌えない・声が出ない」という事が無かったため、歌の修正に悩みました。
 
人間味を残せばプロデューサーに最も音程合わせて。と言われ、音程を合わせればボカロみたいだと文句を言われ。
納期ギリギリまで試行錯誤する事の繰り返しでした。
 
その後、そのアイドルのレコーディング、ボーカルディレクション、ミックス、マスタリングとCDの制作や配信に携わり、元々自分が引き受けるつもりでは無かった流通作品のレコーディング、ミックス、マスタリングも受ける事になりました。
 
そこからは元々音響やレコーディングの知識の無い私はただただ勉強の日々で、ミックスの本だったり、デジタル音楽の本を買ったりと、自分なりに勉強しました。
 
一番勉強になったのは、昨年の夏に永遠とコンプレッサー、イコライザーをいじって、「何をしたらどういう変化が起きる」っていうのをただただひたすら触り続けて学んだ事です。
他のエンジニアの方からしたら、おかしかったり遠まりしているかもしれませんが、自分としてはとても勉強になったのと今でもとても役立っています。
 
 
今もまだ勉強の身ですが、ミックス中の「こうして欲しい」には理屈を添えて対応できるようにもなってきました。
 
時には無理難題がありますけどね…