【なんでもやろうはダメ】売れないバンドが頑張った事【広告失敗編】
どうもニートな音楽エンジニアのユニエです。
このブログにたどり着いたって事はあなたはバンドやってる?
もしくは頑張ってるバンドのファン?
どちらにしろバンドや音楽が好きな人でしょう。
私も以前は売れたいと思ってバンド活動をしていました。
そのバンド時代に身を以て知った話です。
バンドをやめてなんでブログを始めたかはこちら
やれる事全部やろうはダメ
バンドと一括りに言っても
・売れてるバンド
・売れてないバンド
趣味でやっている等、
だいたい上記の2つに分かれると思います。
そもそも売れてないバンドって?
ちなみに売れてないバンドと一括りに言ってもまた細かく分かれま
・結成したばかりでまだ知名度もないバンド
・結成1〜
・結成5〜
・
「おいおい!売れてないって具体的にどんな事だよ!」
売れてないってどう言うこと?
バンド活動でお金の収支がマイナスになっているバンドです。
スタジオで練習してライブやって音源作るってこのすべてが無料じ
スタジオ入るのも週1回約¥
ライブもチケットノルマがある場合で、
音源に関してはどんなに安いスタジオ探してレコーディングしてミ
上記以外にも
CD出した後ツアーするならライブのノルマはない事が多くても何
売れないバンドの頑張っていること
頑張っているがなかなか売れないバンドはミーティングでこんな話
- バンドをどうやったら知ってもらえるか
- ライブの動員を増やしたい
- 音源を色んな人に聞いてもらう方法
- バンドや曲を良くするためのこと
すごくざっくりですがこんな感じです。
音源を聞いてもらうのも、ライブを観にきてもらうのも結局バンドを知ってからのことなので、何をするにもまずは知ってもらわなければいけません。
ただ、音源を買ったり、ライブを観にきてくれるのも、youtubeで2回目以降も観てくれるのも好きになってもらわないと実行されません。
そしてバンドを知ってもらうために売れないバンドマンが出した言葉がこれです。
「とりあえず、今やれることはなんでもやろう!」
そして実行することがこんなことだったりします。
SNSでバンド自己紹介ツイートを拡散希望する
ツイッターにbotつける
今のバンドは特殊な理由でも無い限りSNSを使っていると思います。
自己紹介ツイートやbotに関しては手間もかからないしある程度は自由にやっていいと思います。
ただ、botに関しては1時間おきにツイートとかだと正直邪魔です。
好きなバンドでもミュートしてしまうかもしれませんし、最悪フォロー外します。
音楽スタジオやライブハウスにポスターやフライヤー貼るあなたはポスターやフライヤーを見ただけで気になって音源を買ったり、ライブを見に言ったことはありますか?
ほとんどの方が無いと思います。
多少なりともいるとは思いますが、それは余程ポスターにインパクトがあったり、可愛い子やイケメンが写っていたからかもしれません。
インパクトも無いポスターにどれがバンド名で、どれが新作のタイトルかもわからない状態で書かれ、キャッチコピー?みたいなそれっぽい一言が書いてあり、ツアースケジュールが並んでいます。
せめて新作の視聴かサイトに飛べるQRでもあれば良いのですが、オフィシャルサイトのURLを手入力なんて面倒臭くて200%しません。
お世話になっていて、毎月出演しているライブハウスにポスターを貼るならそのバンドのお客さんも来店するだろうしいいと思います。
ほぼ出たことの無いようなライブハウスに貼ってあること。
ポスターやフライヤーを掲載できるスペースも無限ではありません。
音楽スタジオやライブハウスにポスターやフライヤー貼る
そして音楽スタジオに貼ってある。
これが本当になんの意味があるのかわかりません。
音楽スタジオは主にバンドやってる人がくるところです。
ライブ好きのお客さんはきません。
そこに広告を出したところでライバルにバンドを教えているだけになります。
いろんなところで音源配布(有名バンドのライブイベント)
どうしたらいいの?
- バンドは会社
- 音源は商品
- ライブは実演販売
これを頭にいれてバンドを知ってもらうための行動をすればいいと思います。
例えば新しく会社がサイリウムを作りました。
そのサイリウムはとても良くできていますが、全く知名度がありません。
販売のために百貨店で一生懸命実演販売をしました。
しかし全く売れませんでした。
なんで売れなかったかはわかりますよね。
別に百貨店にサイリウムを欲しい方は駅位前に集まったりしません。
それだったらアイドルのコンサート会場近くで販売した方が余程売れます。
たくさん人がいるからと言って、それを欲している人がたくさんいるわけではなく、
「欲しい人」が集まるところに売りに行くんです。
まれに何をやってもうれてしまうバンドもいますが、それは何もしなくても成功していたと思います。
あとがき
ここまで書いたことはバンドマンが売れたいと思っていることのほんの一部でしかありませんので、また機会があれば続きを書いてみます。