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【クオリティアップ!】新曲ができたらプリプロをしよう。

新曲ができたらプリプロをしよう

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音楽エンジニアのユニエです。

 

バンドで音楽活動や新曲を作ってライブをやって、演奏や歌詞も定まってきたらレコーディングをしたくなります。

 

レコーディングする曲をスタジオで皆で練習し、いざレコーディングをしてみると当初想像していたものと違っていたり、音がぶつかっていたり、低域、高域ばかりに楽器が偏っていたりと思っていたのと違うなんてことがありますよね。

 

それを回避するためや、レコーディング後の仕上がりをあげるためにも是非プリプロ

オススメしたいです。

 

 

 

 

プリプロプリプロダクション)とは

本格的なレコーディング前の楽曲の確認をするための簡易的なレコーディングです。

 

普段スタジオで練習してライブ活動をメインにしているバンドの場合、大音量の中で自分の演奏に夢中になっていると、案外他のメンバーがどういった演奏をしているか細かく把握できていない場合があります。

 

簡易的にでも演奏をレコーディングした場合のメリット

・誰がどんな演奏をしているか改めて確認できる。

・自分の演奏を客観的に聞くこともできます。

・曲の長さだったりテンポ感やアレンジを客観的に話し合える。

・アルバムのように複数曲レコーディングする場合、全曲プリプロをしておけば流れの確認もできる。

 

プリプロと言っても大掛かりにするわけでなく、簡単なものだけでもできます。

必要なもの

・パソコン(iPhoneのGarage Bandだけでも可能)

DAW(フリーでも可)

・ICレコーダー(スマホでも可)

オーディオインターフェーススマホでも可)

 

この程度でも制作可能です。

 

今回は私が以前にやっていた方法をご紹介いたします。

バンド編成は

・ボーカル、ギター

・ギター(ユニエ)

・ベース、コーラス

・ドラム

 

使用機材

・パソコン

オーディオインターフェース

・ICレコーダー

プリプロ開始前に曲のBPMと自分の演奏するフレーズを決めておきましょう。

 

プリプロスタート!

 

手順1 (ドラムを録ろう)

まずスタジオでドラムの音のみ録音します。

録音と言ってもマイクを立てて録音はせず、ドラムの真っ正面にレコーダーを置いて、ドラムの方はヘッドフォンでメトロノームを聞きながら録音します。

この時入力音量がクリップしないように注意します。

ポイントとしては、スネアとキックをそれぞれ単発で交互に叩いてもらい、

できるだけ同じ音量になる場所を探します。

 

その状態でメトロノームに合わせて、一曲丸々ドラムのみ録音します。

(ドラムを叩く方がガイドメロディー無しで叩けない場合は、バンド全体でクリックに合わせた演奏を録音して、それを聞きながら叩いても良いと思います。)

録音したOKテイクをPCに転送してDAWに配置します。

配置する際に、DAWBPMと録音の際のBPMを合わせておきましょう。

 

手順2(ベースを録ろう)

録音したドラムデータを聞きながらベースを録音します。

ベースをオーディオインターフェースを繋いでそのまま録音しても良いですし、

ベースとインターフェースの間にプリアンプやコンプ等を挟んでも良いです。

録音したベースとドラムの音量バランスを合わせておきます。

 

手順3(ギターを録ろう)

ドラムとベースの音源に合わせてギターや鍵盤等を重ねて録音していきます。

定位はそこまでシビアに気にしないでも大丈夫ですが、ギターが2本の場合は適当に左右に降っておくくらいで良いでしょう。

ギターはライン録りでアンプシミュレーターを使います。

フリーでも結構な種類もあります。

ここまで録音したものの音量も全て合わせておきます。

 

私がプリプロした時は、ベースとギターは各メンバーの家でライン録音してもらった素の音源を送ってもらい、それをエフェクトかけたりと歌録り前に軽くミックスしました。 

手順4(歌を録ろう)

ここまで録音すれば残るのはメインの歌とハモり、コーラスです。

歌はマイクがあれば家かスタジオで録音しても良いですし、マイクがなければスタジオでマイクをレンタルして録音しましょう。

録音前にあらかじめハモりやコーラスラインも決めておけばメインの歌メロディとハモリの確認もできます。

 

歌の録音が終了したら軽くミックス作業で全体の音量を合わせたり、コンプレッサーやイコライザーで調整してみるのもレコーディングの勉強になります。

(ちなみにユニエはミックスが楽しくなってしまいました。)

 

手順5(聞きやすいようにミックスしてみよう)

ここまで出来上がったらプリプロの本来の目的である確認をしやすくするために、録った音を聞きやすく音量調整をします。

一つの楽器であまりに音量差があり、バランスが悪い場合は楽器ごとにコンプレッサーを使用してみるのも良いです。

特定の楽器があまりに抜けが悪い場合は、音作りを疑うのも良いですが、他の楽器と演奏している帯域が被って音が抜けて来ないといったことがあります。

その場合はイコライザーで処理するのも良いですが、フレーズを片方が変えて帯域被りを無くす選択もあります。

できあがったものをメンバー全体で確認して、テンポやアレンジを変更したり、各自のフレーズをより良いものにしていきます。

必要に応じてアレンジし直した曲を再度プリプロし直してブラッシュアップを重ねていきましょう。

 

プリプロした音源を本番レコーディングの時にエンジニアに渡しておけばどういう曲をこれから録音するのか、エンジニアの方も理解できます。

 

私は元々レコーディングに興味があったのと、スタジオの大音量での演奏では新曲を皆で詰めていく時に、細かい部分がわからず気になったので必然的にプリプロをはじめました。

プリプロのミックスをしていくうちにプロとのレコーディングの差がなんなのか気になりプラグインを購入したり、ミックスの勉強して言った結果、まだまだ未熟ではありますが今のエンジニアの仕事をいただけるようになりました。

 

studiobeermeat.hatenablog.com

 

このブログを見て、レコーディングやミックスに興味を持った方がいましたら是非はじめてみることをオススメします。