本当にギターが弾ける練習って何?
演奏するフレーズを歌えるのは上手くなる近道
音楽エンジニアのユニエです。
エンジニアをやる前はバンドでギターを弾いてました。
ギターを始めてる約20年、今でこそバックバンドで演奏したり、セッションでも恥をかかない程度に「自分はこういう演奏したいんだ!」っていうのを出せるようになりました。
いまだに自分で考えたフレーズでうまく弾けないことはあります。
「こう弾きたいけどうまく指が運べない」
それでも反復練習と、これから紹介する練習方法でだいたい弾けるようになります。
バンド時代の記事はこちら
私も始めた頃は皆と同じくFコードがしっかり音出てなかったり、ちょっと早めの単音のフレーズが弾けなかったりと演奏は今より圧倒的に下手でした。
たぶん始めたばかりで上手く弾ける人なんてほぼいません。
YouTubeや色々なブログを見るとギター上達のための方法が書いてあります。
よくある運指の練習もとても大切です。
本当にどれも参考になると思います。
私も物によってはたいへん勉強させていただきました。
ただ、どれもその人に合う合わないはあります。
今回はたぶん誰にでも合うはずの練習方法?を超独断で書いてみたいと思います。
「弾きたいフレーズはゆっくりでも脳内再生しよう!」
いきなり「何言ってるんだ?」って思うかもしれませんが、今回言いたい事はほとんどこれです。
ギターを始めた頃は弦を押さえても指が痛かったりします。
しかしその痛みは気付くと無くなります。
指の皮が厚くなったりとかの原因もありますが、実際は指が効率良く力を加える形になるからです。
指が早く動かないのも、ギターソロが弾けないのも脳内でイメージできてないからってことだと思います。
圧倒的に早すぎて、歌えないレベルの早さのフレーズは別として、常識的な早さのギターソロは歌えるように作られてます。
ちょっとギターや楽器が弾けるあなた!
自分が弾けるフレーズって脳内で再生できますよね?
ゆっくりメロディを歌うこともできますよね?
歌えなくて弾ける事はあっても、ちょっと難しくて練習するフレーズは、まず歌えるようになる事が重要です。
弾いてる次の音が高いか低いかわかるだけでも指が自然とついてくると思います。
歌えるようになったりイメージできるようになれば、あとはゆっくりでも練習していけば目に見えて練習の成果がでると思います。
自分でギターソロを作る方はそのソロの前後関係を考えた上で「そのギターソロは歌ってて気持ちいいか」を意識して作ると歌心があり、ギターやってない方も気持ち良く聞いてもらえる可能性があります。
実際に私はソロを作る場合は歌を意識しています。
プログレやメタル等はちょっと別かもしれません。
早くて運指が難しくて、世界であなたしか弾けない方がかっこいい場合もあります。
テクニカルすぎるものはおいといて、弾けない!って思ったらまずは
そのフレーズを演奏しているイメージを常日頃持っておくことをオススメします。